「看護学生のつどい」実施報告(東部・西部・南部)

<東部支部> 10月9日 会場:エポックなかはら  当番校:横浜中央看護専門学校

「自分らしく過ごせる地域看護を目指して」

講師:樋川  牧(一般社団法人だんだん会 地域看護センター あんあん所長)

東部支部看護学生のつどいは、樋川 牧氏による講演でした。講演内容は、樋川氏自身が病院勤務から訪問看護に関心を持ち、方向        転換していった経緯と在宅で 療養している方・家族への看護実践をお話してくださいました。事例をもとに、家の中での工夫(点滴       用のフック)やALSの方の緊急時コール方法、終末期にある方の子供の卒業式への参加、最後の旅行、進行性疾患の方が書いたリビ        ングウイルについての提言など写真を使いながら実際を語られました。実践者からのメッセージは、学生に印象深く心に刻まれたよ        うで、看護の基本的な考えや将来の自分に対しての感想が述べられていました。学生達にはこれからの実習に向けて、あるいは目指         す看護 の道標につながる有意義な講演であったと思われます。

 

 <西部支部> 10月26日  会場:小田原市民会館   当番校:おだわら看護専門学校

「生きる 二十歳の私 ~2020年東京パラリンピックに向かって~」

   講師:瀬立モニカ(パラカヌー選手 筑波大学3年)

10月26日に小田原市民会館で開催されました。高1で障害を負った瀬立選手は、「健康は、人々の生活の資源であって生きることの目的ではない(WHO健康の定義)」に励まされ、これから自分が生きていく糧になった事を話してくださいました。講演を聴いた同年齢の学生達は、突然の事故で身体が不自由になっても、目標をもって前向きに生きているモニカさんから力を頂いたようです。また、患者さんに、少しでも自分でできる事を見つけてあげることが患者さんの喜びや自信につながり、看護として大事な事であるとご自身の入院体験からもお話しされました。選手村の裏話や工夫をこらした講演内容に、学生達は大いに関心をもって聴いていました。自分の生き方や看護者としての資質について学べた有意義な1日となりました。

 

西部支部つどい

<南部支部> 10月2日 会場:横須賀市文化会館   当番校:神奈川県立衛生看護専門学校

「意志ある学び」―夢の看護師になるスタートの日―

 講師:鈴木敏恵(シンクタンク未来教育ビジョン代表)

講師の鈴木先生より、ポートフォリオ・プロジェクト学習についてご講演いただきました。学生達の「なりたい看護師像」に向かうまでの自身の課題と取り組みをイメージすることが目的です。また、参加校の先生方の経験から、看護師に「必要な力」を学生たちに伝えていただきました。先生方からのメッセージは、学生達の心に残るものとなったようです。講演後のアンケートでは、84%の学生が「主体的に学習しようと思った」と回答しています。「ビジョンを描くことが大切で、自分なりのゴールを決めてがんばろうと思った」「自分の学習スタイルは指示待ちだったが、これではいけないと思った」等、今後の学習への意欲につながるつどいとなりました。