「看護学生のつどい」実施報告(東部・西部・南部)

<東部支部>横浜実践看護専門学校

Ⅱ部構成で企画しました
・Ⅰ部-学校紹介
・Ⅱ部-プロのクラウン(道化師)による講演と演習
「楽しい笑顔の作り方、コミュニケーションについて」

笑いは副交感神経が優位になりNK細胞を活性化させ免疫力を高めます!!
皆さんは毎日笑っていますか?

講師:望月美由紀氏

講師:望月美由紀氏

東部支部ではここ数年来新設校の加入がありますが、「学校の名称は知っているがどのような学校かは知らない」という人が多いのではないでしょうか?今回は、支部内の学校に関心が持てるよう、学校紹介を取り入れました。ユニホーム着用もあり、2分間の限られた時間の中で工夫を凝らしたプレゼンテーションでした。

Ⅱ部では、プロのクラウン(道化師)による講演。相手をやる気にさせるオーバーアクションの承認の方法や脳に効く作り笑顔、自律神経を調節する腹式呼吸の実際を体験しました。講師がパワフルに会場内を駆け回り、壇上に学生を誘導しながら参加型のワークができ、楽しく有意義な時間でした。

<西部支部>湘南看護専門学校

「地域包括ケア時代における看護師が果す役割」
~生活と医療の両面から患者や家族を支える看護の役割のあり方~

西部支部看護学生のつどいは、乙坂佳代先生による講演でした。
日本は超高齢化社会を迎え、地域の特性を踏まえた「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取り組みが行われています。講演内容は、地域包括ケアにおける医療の在り方や他職種との連携の重要性など、先生の訪問看護師としての管理者や協議会活動の実践を通して感じ考えた事や現在の現在の急性期病院の退院支援看護師として、病院から在宅へ繋ぐパイプ役を実践されている内容についてもお話ししてくださいました。

1年生にとっては難しい内容だったようですが、事前学習を行い今後の学習につなげたり、在宅実習を終えた学生にとっては、実習の意味付けや学びを深めることへつなげることができたと思います。

<南部支部>神奈川県立よこはま看護専門学校

「Let’s try手話―ろう者にかかわる医療場面でのコミュニケーション―」

10月5日藤沢市民会館において、平成29年度南部支部看護学生のつどいが開催されました。
今年度は、横浜市聴覚障害者協会 横浜市手話講習会講師 井上薫先生、坂田幸恵先生より、医療の現場で実際に使われる手話を、実技をまじえながら教えていただきました。今年度は新しい試みとして、座席の左右が他の看護学校になるように配置し、他校の学生と手話を実施することで学生同士の交流を図りました。

学生同士緊張しながらも、楽しく手話を学習することが出来ました。学生も、医療現場で活用できる手話というコミュニケーション手段を学習したことで、実習や日常生活でも使用していきたいと意欲をみせ、非常に有意義なつどいとなりました。